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Vol 78:妊活女性のためのSNSアプリ「妊活ボイス」ってなぁに?

Tiempo de lectura: 2 minutos

病院の先生方をゲストにお招きし、不妊治療の最先端医療技術についてわかりやすくお伝えしていきます。

番組情報

放送分:2019年10月27日放送分
ゲスト:株式会社CURUCURU 代表取締役 時田由美子さん、事業開発マネージャー 大澤由季さん
テーマ:「妊活女性のためのSNSアプリ「妊活ボイス」ってなぁに?」
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番組内容

FM西東京にて毎週あさ10:00~放送中の「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ」。お話を進めていただくのは、スペイン発の不妊治療を専門とした遺伝子検査会社アイジェノミクス・ジャパンの代表であり、理学博士のアンディさんです。アンディさん、よろしくお願い致します。

アンディ: よろしくお願いします。今日はスタジオに、株式会社CURUCURUの時田由美子さんと大澤由季さんにお越しいただいています。今日のテーマは『妊活女性のためのSNSアプリ「妊活ボイス」ってなぁに? 何ができるの?』についてです。

西村: 今日はスタジオに、華やかな女性のお二人のゲストがお越しいただいております。ではアンディさん、ご紹介をお願いします。

アンディ: はい。今日は株式会社CURUCURUの代表取締役の時田由美子さんと、事業開発マネージャーの大澤由季さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。

(二人): よろしくお願いします。

西村: よろしくお願いいたします。さて、お二人とも、リスナーの皆さまに自己紹介をお願いしたいんですが。まずは時田さん、お願いします。

時田: はい。はじめまして、株式会社CURUCURU代表取締役をしております、時田由美子と申します。

西村: よろしくお願いします。

時田: お願いします。

大澤: はじめまして。「妊活ボイス」の事業開発マネージャーをしております、大澤由季と申します。よろしくお願いします。

西村: よろしくお願いいたします。さて、今日はですね、アンディさんがオープニングでご紹介されてましたけれども、妊活女性のためのSNSアプリ「妊活ボイス」についてご紹介を、お二人からしていただこうと思うんですが。
そもそもその、時田さんと大澤さん、それからアンディさんが知り合ったきっかけって。アンディさん、どんな感じだったんですか?

アンディ: 実は、去年ですかね? 不妊治療の仕事をしている人たちの集まりというのがあって、不妊治療をどういうふうに良くしているかというようなディスカッションもあって。
その中に、いろんな方が来られている中、大澤さんとお会いして。名刺交換をしたときに「妊活ボイス」を見て、これは非常に面白いなと思いまして。
しばらく経ってから連絡いただいて、ぜひお会いして一緒に何かできれば、という話でお会いしました。そこで話している中で、ぜひ「妊活ボイス」のことをラジオで皆さんに知ってもらいたいな、と思って誘いました。

西村: なるほど。私も今日すごく楽しみにしてるのが、いろいろ皆さんも、例えばツイッターとかインスタグラムとか、今いろんなSNSが普及して利用者の方もすごく増えてますけれども、妊活女性のためのSNSアプリっていうの、これ、日本初ではないでしょうか? ぜひそのあたりの会社の紹介などもお願いできますか? 時田さんお願いします。

時田: はい、ありがとうございます。私たちの会社、株式会社CURUCURUといいますのは、実はミッションがありまして。それがITで女性の人生を豊かにしていこうというのをテーマにしている会社です。
中でも友達、家族、仲間と心豊かに生きていくためのサービスを作ろうというのを大きなビジョンとしておりまして、その中で今回の妊活というテーマに取り組んでいます。ここは、今の友達、家族、仲間と生きていく中でやはり家族というテーマにおいて、子どもを授かるというところに対してとても社会的な問題があったので、その解決のためにこのサービスを作りました。

西村: まずこの、壮大な(笑) 今お伺いしてるとビンビンくる(笑) イメージがあるんですけれども、そもそもこう、この「妊活ボイス」を立ち上げるきっかけ? 時田さんと大澤さんの中でおありだったんですか?

時田: そうですね。もともと弊社としてはその友達、家族、仲間と生きていくためのサービスを作ろうというところの中で、実は2011年の震災のときに、皆さんの人生の深いところにタッチするような、その問題解決をしたいと思うようになっていて。
その中で、家族というテーマを掘り下げていたときに、やはりこの不妊というテーマにおいて、例えば子育てとかそういった部分に関しては様々な問題解決のソリューションみたいなものが出てたんですけれども、妊活においてはやはり病院さんであるとかそういったところの情報が主で、なかなかそれ以外の心のケアであったり具体的なものが無かったので、それがきっかけとなっています。

西村: なるほど。これ、アンディさん、こういうアプリがあるのは、やっぱりお会いになって初めて知った?

アンディ: そうですね。特にその「妊活ボイス」で見たときに、これは弊社が考えてることと非常に近い部分でもあって、患者さんにいろんな情報を知ってもらいたい、いろんな知識をもっと増やしていただきたいというところがあって。ぜひ何か一緒にできればと思いましたね。

西村: 今ね、だいぶネットでもブログにその体験談を書かれてらっしゃる方とか、ツイッターで日々の悩みをつぶやいていらっしゃる方とか、いろんな形でネットからご自身の気持ちを出している。なかなか身近な方に相談できないとか、言いづらい? 例えば女性同士の仲間でこう、お茶をしながらすごく気軽に話せる話でもないし。そのあたりの女性同士の難しさもありますよね。

時田: やはり皆さん、もっと子どもを簡単に授かれると思っていたという声が多くて、また、そういったことを周囲に話さないので。私たちの周りでも大切な友達や知人が実は悩んでいたり、女性に限らず男性も含めて悩んでいたりすることが多くて。また、それを掘り下げて聞いていくと自分の過去を後悔するような、例えば仕事を頑張ってきたんだけどそんな場合じゃなかったとか、あのときの合コン行っとけば良かった、みたいなことも含めてですね。

西村: (笑)

時田: やっぱりそういった、これまで頑張ってきた自分を否定するような心境にもなり得るような後戻りできない問題だな、ってことが分かってきて。
そこの部分でこの後に掘り下げて調査をしていたときに、不妊治療で病院にかかる方がとても、5.5組に一組といったような大きな人数になっていたりであるとか。仕事の両立がとても難しいであるとか。そういった深い悩み、あと金銭的な問題も含めてですね、ってのがありましたので、たくさんそういった方たちって身近にいるんだよっていうこと。また、そういった方たちがどんな活動をしていて、どんな悩みを持っていて、どんなアクションを起こしているのか。そういったことを知る場がもっと必要だな、と思いましたね。

西村: そして、そのいろんな今お伝えされていたところから、この「妊活ボイス」、SNSができました。実際に、特徴はどんなところなんでしょうか? 大澤さん、お願いします。

大澤: はい。まず最大の特徴は、妊活女性だけが集まっているというところです。先ほど西村さんのお話でも、やっぱり今インスタグラムだったりツイッターで、もう妊活アカウント、妊活の専用アカウントを使って実際に交流している女性というのはいらっしゃるんですけれども、やっぱりそこで、私たちはそこで満たされてないものがあると感じて作りました。

西村: 例えばなんですけれども、他のSNSと大きく違う部分って? まず、今お伝えいただいた妊活女性だけが集まるコミュニティというかSNS。他にはどんな特徴があるんですか? 例えば投稿できたり、どんな情報をもらえたり見たりすることができるんでしょう?

大澤: 大きな特徴としては、自分と似た妊活者とつながれる、というのがあります。皆さん、ツイッターとかインスタグラムでも投稿もできますし、いろんなところを見ることもできるんですけれども、皆さん探されているのは自分と似た方の投稿なんですね。
妊活している女性、と一言で言っても年齢も20代から40代まで幅広かったり、例えば一人目で治療をしてるのか、二人目の子どもが欲しくてしてるのかと状況が違ったり、あとはクリニックに通わずご自身、夫婦で基礎体温とか排卵検査薬を使いながらタイミング法をしている方だったり、すでにクリニックに行ってタイミング法をしている方、人工授精をしている方、体外受精をしている方など、本当にそのステップも様々あります。
そういった中で、皆さんは自分から探して似たような方とつながっているというのが現状なんですけれども、「妊活ボイス」ですとそういった方をレコメンドしているので自然につながることができます。

西村: なるほど、今お伺いしてると、何かハッシュタグの機能に少し似てるなあと思って。
例えば、じゃあ「# カフェ」って調べると、すごくいっぱい、全国、全世界のカフェ情報が出ちゃうから、自分がどこの店に行きたいか分からないじゃないですか。だけど「# 表参道」、「# カフェ」と検索すると、自分が行きたいエリアのカフェ情報が見れる。表参道のカフェが好きな方たちが集まっているハッシュタグ。例えば食べ物というかお店で選ぶとそんな感じの利用なのかな、と思ったんですけれども。
妊活ってやっぱりフィールドがすごくこう、広い。大澤さんがおっしゃられたように年齢、それから第二子なのか、第一子で考えてらっしゃるのか。検査方法についても。それをこうハッシュタグのように狭く、コアに(笑) 調べてコミュニティになれるということなんでしょうか? 時田さん。

時田: はい、ありがとうございます。今のお話で言いますと、やはり見たい情報というものと、あとは目に入れたくない情報というのもこのジャンルは多いと思っています。
例えば第一子で向かわれている方にとっては、逆に第二子の方たちの話も本当は良い情報たくさんあるんですけれども、なんとなくそこの中で境界を作ってしまったりであるとか。また、同じようなステージだったんだけれども先に行く方、もしくはちょっと妊娠報告的な話というのを見たい・見たくないといった心境があるときに、私たちのSNSはそれをフィルタ化することができるんですね。
ですので、心境に合わせたフィルタをかけてくだされば、その情報が入ってこないという状況を作ることもできるので、より妊活女性にフォーカスした、いわゆるSNSのタイムラインというのが作っていける、というのが特徴の一つになります。

アンディ: 大澤さん、実際どういったボイス、どういった投稿があるか教えていただけますでしょうか?

大澤: 大きく分けて、3つぐらいに分かれるのかなと思っているんですけど、1つがまず気持ちの吐き出し系ですね。何かリセットしたときのつらさとか、旦那さんとぶつかってしまったときのイライラですとか、あとは友人の妊娠報告とか。そういったこと聞いたときの自分のドロドロした気持ちみたいな、誰にも言えないそういったことをこう、話せる。そういう投稿がまずあります。
 もう1つが、質問とかですね。どんなサプリが良いのかとか、どんなクリニックを選んでますか、ですとか、どんなタイミングでステップアップしましたか、とか。例えばERA検査で言いますと、クリニックの先生から勧められたんだけれども受けられた方いますか、というような質問ですとか。そういった質問があって、実際に受けられた方から、実際こういうふうな検査でしたよっていうようなコメントが付いたりとか。

アンディ: なるほど。ということは経験者が答える、というようなことが多いということですかね?

大澤: そうですね。質問した方に対して、そのことについて知っている方とか経験された方が質問に答えていることが多いです。

アンディ: 例えばこのSNSを運営していただいて、こういった投稿もあったら良いな、というのがありますか?

大澤: そうですね、結構クリニックに通っている方の投稿も多いんですけれども、クリニックに関する情報ってすごい探している方が多いと思うんですね。
結構皆さん、クリニック名を言う方と言わない方がいらっしゃるんですけど、ちょっと言いにくいところもあるかも知れないんですけれども結構皆さん具体的にクリニック名であそこの治療ってどうなんだろう、って気になってる女性がすごく多いので、もしそういうクリニック名を具体的に出して、こういう治療をしてますみたいな投稿が今後増えると、もっと参考になる女性が多いんじゃないかなと思っています。

アンディ: なるほど。確かに、先ほど雑談のときも、各クリニックでそれぞれやっていることが違って、行っている、導入している検査も違うということを話していました。その情報は多分患者さんはなかなか分からない、というのが現状だと思います。
特に、例えばこのクリニックを選ぶというのはだいたい口コミで聞いて行ったりはするんですよね。でも実際、事前に入る前に何があるか、どういう治療があるかというのはなかなか分からない部分もあって。そういうところがもしあったら、本当に他の方のためにはなるかなと思うんです。

大澤: 実際にあった投稿としては、この検査を受けたいんだけれども受けた方いらっしゃいますか、ってときに、結構コミュニティで、地域のコミュニティが「妊活ボイス」にはあるんですね。東京で妊活している方、関西で妊活している方とか東北で妊活っていうような、そういうエリアのコミュニティもあるんですけれども、そういった中でこの検査をやっているクリニックありますか、って質問があって、それに対して近くに住んでいる妊活仲間から、実際ここの○○クリニックで受けました、というようなそういった投稿も実際あって。

アンディ: ああ、具体的にあるんですね。

大澤: だから、そういった場合は、その質問した方は即それを参考にそのクリニックに行く、みたいなことも実際あります。

アンディ: 地域的にコミュニティがあるとおっしゃたんですけれども、時田さん、例えば地域的に各コミュニティの特徴があるんでしょうか? 例えばここの中部地方だったらちょっとこういう特徴があるとか、そういったものがありますでしょうか?

時田: そうですね。コミュニティの機能の説明と言いますか、私たちの「妊活ボイス」には、通常のSNSである、通常の自分の日記的な投稿ですね、そういったものと、もう一つコミュニティという独立した、いわゆる掲示板的なものがあって。
今話したのはその掲示板的な方なので、トピックスを立ててそこに対して付けていく、みたいなものになるので、地域的なコミュニティもあれば、独り身妊活とかそういった、例えば仕事をしながらどう妊活するか、みたいなそういうトピックスがあったり、そこは通常のSNSを使っていない、使わない方でも見ることや参加することができるので、より幅広い方たちが質問とか相談とかをしているような空間として存在しています。

西村: 大澤さん、実際にこの「妊活ボイス」SNSアプリをリリースされたのはいつですか?

大澤: 7月にアプリをリリースさせていただきました。

西村: ユーザーさん、どんな形で今進んでいますか?

大澤: 今、毎月ログインしてくださっている方が千数百人ぐらいいらっしゃって、アプリができてからどんどん増えている状況になります。

西村: まだね、7月にオープンしたばっかりだけれども、やっぱり待っていたという妊活女性が多いってことじゃないですかね、時田さん。

時田: そうですね。以前はインターネットサイトでやっていたんですけれども、アプリになってからダウンロードもしやすくなりましたし、より多くの方が見つけてくださっているのかな、と思います。

西村: ちなみに、アプリのダウンロードの仕方を、大澤さん。また来週に向けてもぜひご紹介ください。

大澤: iPhoneの方はApp Storeから。Androidの方はGoogle Playで「妊活ボイス」と検索していただければ出てきますので、ダウンロードしてください。

時田: 会員登録は無料で。メールアドレスとニックネームがあれば簡単にできます。

西村: そこがね、やっぱり最初アプリをダウンロードして何の情報入れるのかなってちょっとドキドキするって方も多いと思うんですけれども、メールアドレスと、ハンドルネームがあれば良いということでしょうか?

時田: はい。

西村: では簡単ですね、時田さん。

時田: そうですね、ぜひダウンロードしてみてください。

西村: さて、お時間となりました。今日はアイジェノミクス・ジャパンのアンディさんと、株式会社CURUCURU、時田由美子さん、そして大澤由季さんにご出演いただきました。さて時田さん。来週はどんなお話を伺えますか?

時田: はい、次回は妊活女性のためのSNSアプリ「妊活ボイス」で私たちの妊活はどう変わる? についてお話しします。よろしくお願いします。

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