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Vol 89:クリニックの開院について~西船橋こやまウィメンズクリニック院長 小山寿美江先生~

Tiempo de lectura: 2 minutos

病院の先生方をゲストにお招きし、不妊治療の最先端医療技術についてわかりやすくお伝えしていきます。今週のテーマは「クリニックの開院について」

番組情報

放送分:2020年1月12日放送分
ゲスト:西船橋こやまウィメンズクリニック 院長 小山寿美江先生
テーマ:「クリニックの開院について」
番組を聴く:

番組内容

FM西東京にて毎週あさ10:00~放送中の「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ」。お話を進めていただくのは、スペイン発の不妊治療を専門とした遺伝子検査会社アイジェノミクス・ジャパンのサイエンティフィックアドバイザーであり、工学博士のトシさんです。トシさん、よろしくお願い致します。

トシ: よろしくお願いします。今日はスタジオに西船橋こやまウィメンズクリニックの院長、小山寿美江先生にお越しいただいております。今日のテーマは「クリニックの開院について」です。

西村: さて、今日のゲストでございますが、2回目の登場でいらっしゃるんですよね?

トシ: そうなんですよ。小山先生という、去年、その当時は六本木レディースクリニックに勤めてらっしゃって院長をされてました。小山先生に出ていただいたんですけども、今回2回目の登場でございます。

西村: 西船橋こやまウィメンズクリニックの院長の小山寿美江先生でいらっしゃいます。よろしくお願いします。

小山: よろしくお願いします。

西村: 先生とはどういうお付き合いが結構こう、長くいらっしゃるんですか。

トシ: いやあもう、長いです。六本木レディースクリニックのときから先生には、私たちのERA検査の話だったり、そこからいろいろ話ありました。共通の先生、知り合いの先生とかも介して、長いです。もう2年近くになるかなと思います。

西村: そうなんですね。小山先生、ぜひリスナーの皆さまに自己紹介をお願いできますか?

小山: はじめまして、小山と申します。医療法人社団慈幸会、西船橋こやまウィメンズクリニックを1月7日に開院いたしました。
簡単に私の自己紹介なんですが、医師になって20年になります。最初の7年間は透析医療とか救急医療とか、産婦人科とは違う科に所属していたんですけど、ちょっとしたきっかけで産婦人科医に転向した次第になります。
 きっかけというのが、私自身が産婦人科の病気にかかってしまって、検査したり治療したりという経過があったので、それをきっかけに産婦人科医に転向したということがありました。それからずっと産婦人科としてやっております。

西村: ありがとうございます。いま先生がおっしゃられましたが1月7日、先週の火曜日に西船橋こやまウィメンズクリニックがオープンしたということで。こちらのクリニック、場所は?

小山: 千葉県にある西船橋駅の南口から徒歩2、3分のところにあるクリニックになります。

西村: 開院おめでとうございます。パチパチパチ(笑)

小山: ありがとうございます。西船橋のこの駅なんですけど、JR総武線と武蔵野線、東西線と結構線が重なりあっていて、割と大きなターミナル駅になっているので、乗り換えで降りられる方もすごく多いと聞いています。

西村: このクリニックを開院しようとした先生のきっかけってどんなところなんですか?

小山: ずっと産婦人科をやっていて、ある時期に不妊治療をしようとなって。ずっと昭和大学に属していたんですけど、それから不妊治療がすごくやりたくて、木場公園クリニックで一から不妊を教わったというのが最初なんです。
 そこの職場、やっぱり大きいクリニックなので。クリニックだと従業員がたくさんいたりして、割と、例えばクリニックの開いてる時間が短かったりするところがあったんです。朝早かったんで8時から5時ぐらいまでのクリニックだったんですね。
そこで診療しているときに、患者さんで、その時間だとやっぱり通えないということで会社を辞めてしまった、という方から直接話を聞く機会があったんです。そのときに、不妊治療も大切なんですけど、お仕事もすごく大切だと思うのに辞めなければいけない状態になってしまっていたということで、今後私自身がクリニックを開くときにはそういう患者さんが不妊治療のために何も犠牲にしないでほしいなと思っておりました。

トシ: そういう思いがあったんですね。

西村: いまオープンされた西船橋こやまウィメンズクリニックの受診できるお時間帯は何時から何時なんですか?

小山: 朝は9時半から、夜は平日なんですけど8時まで。

西村: それは、働いている女性の皆さんにしてはすごくありがたい。

トシ: 仕事が上がってから。うん。

小山: あと、土日と祝日も診療ができるように環境を整えています。

トシ: えっ。そしたら先生、休む日は?

西村: そう、そこですよね。受診をされる患者の皆さんにとってはすごくありがたいクリニックでいらっしゃるけど、先生方もお休みをやっぱり取らなきゃいけないし。どうされるんですか、そこは?

小山: 朝から晩まで毎日開いている訳ではないので、まあ半日診療の日にちもありますし、そこでゆっくり休養は取りたいと思っています。

西村: スタッフの皆さん、何人ぐらいいらっしゃるんですか?

小山: スタッフは看護師が5名、培養士さんが3名、受付が4名で開始しています。

西村: じゃあ、もうそれだけのスタッフの皆さんが手を取り合って、シフトを組み合って(笑)。

小山: そうですね。シフトは真剣にみんな組んでいます。

西村: 真剣に(笑) そうですよね。

小山: シフトの話をしているときは中に入れません。

トシ: あっ、もう本人たちにシフトを。なるほど。

小山: 必死にやってます。

トシ: そうですね、そこは先生入ってしまうとね。ちょっとね、違う話になっちゃいます。

小山: はい、すごいにらまれたりするんで(笑)

トシ: やっぱり、体調管理も含めてクリニックを回していくって、スタッフも元気でないと良い状態で仕事ができない。これはもう、どの業種も一緒だと思います。

小山: そうなんですよ、スタッフの場合は家庭がある方もいらっしゃるので、なかなか朝から晩まで働けないっていう方もいらっしゃるんですね。なんですけど、やっぱり、みんな同じように働くっていうふうにするとそういう方々が働けない形になるので。
当院ではなるべくシフトを組むようにして、日中しか働けないスタッフは日中だけで済むように、そこは優しく取り計らっています。

トシ: すごく良い。理にかなっていると思います、とても。一般の企業、私たちもそうですけれども、9時6時ってのは基本であって、本当はこの時間帯よりこの時間帯の方が働きやすかったりってあるので、これもうちょっと融通利いたら良いなって思うときはあります。ちょっと言ってみようかな?

(全員): (笑)

西村: 職場の中から改革を。
さあ後半も、西船橋こやまウィメンズクリニックの院長、小山寿美江先生に、先週の火曜日、1月7日に開院オープンされたクリニックについてのご紹介を伺っております。先生、後半もよろしくお願いいたします。

小山: よろしくお願いします。

西村: 場所が西船橋の南口にあってすごく利便性が良いところだよっていう話も伺ったんですけど、このクリニックの場所。こちらにするきっかけってどんなところなんですか?

小山: 今回、新規開業ではなくて、20年前からさち・レディースクリニックがその場所で診療されていたんですけど、そこのクリニックの金田先生とちょっとしたことがきっかけで知り合って、去年の2月にそのクリニックを引き継いでくれないかってお話があって今に至る、という。

トシ: タイミングというか、ねえ。

小山: ちょうど私も独立を考えていた時期で。金田先生もまだ若い先生なんですけどアーリーリタイアを望んでらっしゃったので、そこでマッチングをしたということです。

西村: これもご縁ですね、いろんな意味でね。

小山: その金田先生とお知り合いになったきっかけが、今のうちのクリニックの看護師、主任さんがきっかけだったんです。私がまずその看護主任さんと、違う不妊の会があったんですけど、そこの会で知り合って。そこの看護師さんが所属しているクリニックをぜひ見学に行きたい、ということで紹介をいただいたということです。

トシ: はあ、そういう縁があるんですね。

小山: みんなによく聞かれるんですよ、どうやって知り合ったのか。

西村: 開院されるにあたって、やっぱり重視した点? 先ほどクリニックの時間帯、受診される方々が受診しやすいお時間帯、夜8時までやってるお日にちもあるってお伺いしたんですけれども、他にも開院するにあたって気を遣われたところとか苦労したことってありますか?

小山: 苦労したのは、継承なので内装とかそういうのは整っていたんですけど、保健所とか役所関連ですね。
あと、看板とかホームページ。そういうのはちょっとやったことが無かったので、かなり大変でした。まだホームページは簡易版しか出来上がってなくて、これからちゃんとしたものにしていく予定です。

トシ: 私、ちょっと見たんです。今でももうベースは合ってるというか、思いました。

西村: あと、インテリアの中で、追加してこれもちょっと足してみようかしら、みたいなとかあったりするんですか?

小山: 内装はちょっともういじれなかったので、新たに追加したのがコーヒーサーバーと水槽です。

西村: あっ、水槽? どんなお魚ちゃんが?

小山: ニモとか、海の中にいる魚がいます。ぜひ見に来てください。

西村: 癒しのね。お魚ちゃんたちもお迎えしてくれるっていうことですね。

小山: あと、開院するにあたって私なりにこだわった点なんですけれども、やっぱり体外受精、顕微授精を行うために必要な機器はほとんど新しく導入しました。

トシ: そうなんですね。すごい。

小山: 必要な検査機器も、ちょっと足りない部分は新たに購入しました。なので、どこの病院にも負けないぐらい最先端の不妊治療ができるようになっています。

トシ: 結構、投資しましたね。

小山: はい、しました(笑)

トシ: 一番高いですからね。

小山: 不妊治療とか検査って、アイジェノミクスさんのERA検査とかもそうですけど、新しいことがいろいろ入ってきて、でもそれをやっていないクリニックだとできない、とかあるじゃないですか。そうすると、患者さんもやりたいけどできない、となると思うので、当院ではできる限りの検査は用意しておいて、それを説明して、患者さんが必要だと思うことは全て提供できるようにしたいと思っています。

トシ: その気持ちでもうありがたいです。私たちもやっぱり患者さんから問い合わせで、この検査を受けたいんだけども自分のところでやってなくて、どこかで受けられませんかね、という話になるんですよ。
できれば私たちは同じところで受けてほしい。やっぱり先生分かってるから。助かります、そういう気持ちがあると。
 あと、小山先生のところに入られる培養士、もう室長ですか?

小山: はい。室長です。

トシ: キムさんっていうんですけど、私キムさんとは、これも2年前から知り合いでして。あの頃はまだ私たち日本支社ができてまだそんな日が経ってなかったと思うんですよ。そのときにキムさんを紹介していただいて、クリニックで別れたあと電車が一緒だったんですよ。で、またお会いして。
キムさん結構アクティブな方で、いろいろな話をして。ずっと培養士で長年やってらっしゃる方なので、いろいろ勉強させてもらった覚えがあります。
なのでまたこうして、こうした接点というか。そのキムさんが小山先生のところにまたいるっていうのが僕びっくり。嬉しいです。

小山: 私は六本木レディースクリニックでキムさんと知り合って。別に引き抜いたわけじゃないです(笑)
キムさんが六本木レディースクリニックのあと聖路加に異動されたということで一回離れ離れになってしまったんですけど、今回こちらの開院の話をしたら、ぜひこちらで頑張りたいと言ってくださって。

トシ: 小山先生とキムさんとの相性、良かったんだと思いますね。

小山: ええ、もう会ったときから分かりました。

(全員): (笑)

トシ: 僕もはたから見ててそう思います。

西村: でも、様々なそういうご縁もあってこのクリニックがオープンしたというところ。今後ももうこのクリニック、差別化していきたいところとか、強みの部分はいかがでしょう?

小山: 私が開業しようとしたときの気持ちで、お仕事と通院の両立をサポートさせていただきたいということが一つ。あと、たまたまなんですけど、担当する医師が私以外、女性医師となっているんですね。なので、非常勤の医師も何名かいるんですけど、女性医師の方が相談しやすいという方がいらっしゃったらそこは来やすいかとは思います。

トシ: そうですね。やっぱり男性医師のクリニックさんが多いです。圧倒的に多くて、女性医師がクリニックを開院されているところと言えば数えるほどしか無いかと思います。そういった意味ではすごい相談しやすい、患者さんにとってはすごくありがたいと思います。

小山: あと、看護師と培養士のキムさんによる無料カウンセリングもやっていますので、お話だけでも、って方でも電話で予約していただければご対応できますので、よろしくお願いします。

トシ: すごくありがたいですね。なかなかそういうのやってらっしゃらないと思います。

小山: そうですね。ちょっと医師に相談するとすぐ治療させられちゃうんじゃないかなっていう患者さんもいらっしゃると思うので。

トシ: その前に一個そういうのがあると、すぐ、簡単に、気持ちは、ちょっと聞いてみようかなっていうので電話しやすいですよね。

小山: みんなカウンセラーの資格を持っているスタッフが揃っておりますので、ぜひ利用してください。

西村: 先生、今週はありがとうございました。来週も、今日のゲストでいらっしゃいます西船橋こやまウィメンズクリニックの院長、小山寿美江先生と一緒にお届けしていきたいと思います。来週のテーマは、トシさん?

トシ: 来週は私たちの検査、ERA検査。また子宮内フローラ検査、EMMA検査について先生と一緒に話を提供できたらと思います。

西村: 先生、来週もよろしくお願いいたします。

小山: よろしくお願いします。

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