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鍼灸院と不妊治療|妊活のツボで副交感神経にアプローチ!

FM西東京にて毎週あさ10:00~放送中の「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ」。毎週さまざまな先生方をゲストにお招きし、不妊治療の最先端医療技術についてわかりやすくお伝えしていきます。

番組内容

2020年3月22日放送分

トシ: 今日はアイジェノミクス・ジャパンのオフィスにぬくもり鍼灸院の代表、谷口智樹先生にお越しいただいています。今日のテーマは「鍼灸院と不妊治療について」です。

谷口: よろしくお願いします。

西村: よろしくお願いいたします。パチパチ(拍手)。トシさん、今までいろんな先生方、ゲストの方お越しいただいております。不妊治療をされている患者の皆さまにもご出演いただいたりとかあるんですが、鍼灸院の先生は初登場でいらっしゃいます。
なぜ鍼灸院の先生に、今日はお話をお伺いできるのでしょうか?

トシ: 今までよく私たちが学会に行くと鍼灸院の先生の広告が出てたりする訳なんです。私たちそこで知ったんです、あっ、鍼灸院と不妊治療って関係あるんだな、と。ただ、なかなか鍼灸院の先生とお会いする機会が無くてちょっと探していたところ、スタッフの一人から聞いて。今日、先生にお越しいただきました。

西村: 谷口先生。それではまず先生の、鍼灸院のご紹介を皆さんにお願いできますか?

谷口: 船橋市の下総中山駅にあるぬくもり鍼灸院、やってます。不妊治療を今はメインでやっているんですけども、東洋医学と西洋医学というのがありまして。西洋医学というのは基本的に対症療法。例えばここが悪いというところを治すんですけれども、東洋医学というのは全体を見て、例えば一本の枯れた木を治す、そういうのがありまして。全体を良くするというのがまず鍼灸院であります。
 鍼灸院と言うと正直怪しいと思うところがあると思うんですよ。うちも説明会で夫婦で話し合うときは必ず言うんですけれども、鍼灸、生活とかそれによって正直染色体の異常、分裂の軽減とかもできると思いますし、睡眠ならメラトニンとか、そういうのから見ていって、西洋医学と東洋医学が融合した形をとらせてもらっています。

西村: 最初に先生が不妊治療の患者さまを診るきっかけというのは、どういうタイミングだったんでしょうか?

谷口: これは東日本の震災の頃、直接的には関係無かったんですけど弟弟子というのがいて、私はそのときはスポーツ選手、オリンピック選手とかを作るというそちらをやっていたんですね。
 その弟弟子が今度不妊に興味を持ってて、すごい僕に質問してくれてて。僕は今あるもの、良いところを伸ばすというところをやってて、その弟弟子は無いものを作ろうとしてて。興味があってやってたんですけれども、震災で亡くなっちゃって。
変な話、その翌年に嫁と結婚したんですけど、そのときは違うことをやろうとしてたんですけど、そこからちょっとやりたいことがあったという、僕も好きなあれだったんで、じゃあやってみようと言って、そっち側を行ってきました。

西村: 先生の鍼灸院にいらっしゃる方々の年齢ってどれぐらいなんでしょうか?

どんな方に利用されているの?

谷口: うちはちょっと高くて、だいたい42歳がちょっと多い。うちっていうのは場所柄、船橋っていう関東から見てもちょっと離れているところなんですけれども、今だと神奈川とか栃木から来るような形なので、他よりは高いというか難易度が、ちょっと難しいなと思った方が来るところですかね。

トシ: 神奈川、栃木からも来られるんだ。

谷口: 神奈川はなぜか非常に、今、全体の1割以上ありますかね。多いですね。9割が採卵、移植。平均だいたい3回以上がうちに来る方が多いですね。その5割がだいたいAMH0.2以下とかが1割。他が多嚢胞(たのうほう)だったりとかする感じで、私は、ちょっと難しいかなと思う方がいろいろ探してくる院だと思いますね。

西村: この番組、先々週かな? お伝えしましたけど、私ちょっとだけ骨折をしてしまいまして(笑) 多分、一般の方って整骨院とか鍼灸とかって肩こりとかそういうイメージがかなり強いんじゃないかなって思うので、不妊治療というのは私は結構お伺いしてびっくり。

谷口: やっぱりイメージ的に鍼灸院とかそういうのは肩こりとか、そういった感じがあるんですけれども、もとが始まったのがアンチエイジングとか、そちらが中国で。例えば一番トップが死にたくないからとかそういったものがあって。正直、全部を改善させる意味であって、東洋医学が目指しているものの究極が今の不妊治療なんじゃないかなと思って、やってて楽しいかなとは思いますね。

西村: トシさん、ちなみに鍼灸自体はやったことありますか?

トシ: 学生の頃に。腰を痛めたときに一度だけあります、中学生ですね。それ以来無いんです。

西村: 具体的に、例えば肩こりとか腰を痛めたっていうとその場所にアプローチするんでしょうね、っていうのは分かるんですけど。妊活だとどちらにこう、鍼灸の治療をされていくんですか?

トシ: そう。分からないですよね、イメージが。

谷口: 鍼灸の、経絡というのがあるんですけれども、そっち側ってのは一応メインという、普通の鍼灸ではあると思うんですけれども。

妊活のツボ

西村: 先生、経絡ってどの場所に実際にこう針を打つのでしょうか?

谷口: 腎経というのが経絡にもあって、それは鍼灸院によって選択するところが変わってくるんですけど、うちの場合は腎経から攻めていく。単純に言うと足の方ですよね。よく三陰交といって、妊活のツボとかももちろん出るところでもあるんですけれども。

西村: 足の、具体的にどこですか?

谷口: 足の、くるぶしからですね。

(二人): くるぶし?

谷口: くるぶしからちょっと上の方ですね。触ってみて痛いところとか、そういったところをやっていきます。

西村: 谷口先生、もし私が不妊治療をしながら、ああ、鍼灸行ってみようかしら、と初めて先生のところにお伺いした患者の一人だったとした場合なんですけれども、どういうふうに先生はまずはお話を聞いてくださるんでしょうか?

谷口: まずは問診票というのがありまして。うちはだいたいそれが5、6枚あるんです。

西村: そんなに?

トシ: 多いですね。

針で副交感神経にアプローチ

谷口: それを書いてもらいまして、生活のアドバイスを考えていく上で針をやっていくんですけども、それがだいたい周期によって変わるんですけども足の方、膝から下の方がうちはメインだったりとか。

トシ: 膝から下。

谷口: 膝から上はまた整体とかでアプローチするんですけどね。そこが10~12本とか変わってきたりして。そこで副交感神経を優位にして、細胞ですね。女性でいったら一番大きな細胞が卵子ですから、そこら辺の修復じゃないですけど、そういうふうに仕掛けていっています。

西村: 膝下に、だいたい針が?

谷口: だいたい10本から12本。

西村: やったことがある方はふんふんって感じかもしれないですけど、やったことないと、なんか、えっ、すごい結構本数多い、みたいなイメージがあったり。あと、針の太さってどれぐらいなんですか、先生?

谷口: 針の太さなんですけど、うちは美容針というのがあるんですけど、顔に刺してもほとんど内出血は出ない、髪の毛の細さよりもちょっと細いやつですね。

トシ: 髪の毛より細い針。へえー。

谷口: やっぱり初めてやる方はちょっと怖かったり緊張しちゃうので、わざとそういう針を選択したりとか。それからちょっとずつ太くなって、神経痛とかでしたら本当にすごい太い針とか。触ってもあんまり曲がらない針とかもあったりして。症状とかにいろいろ合わせてやっています。

西村: 妊活に使われる細い方の針なんですけど、皮膚のだいたいどのぐらいの深さまで、チクって?

谷口: だいたい2~5ミリぐらいですかね。

西村: 5ミリだとなんか結構。ですけど、でもそんなに痛みは。

谷口: あんまり感じないと思います。特に足って刺激が普段から強いので、あまり痛さが感じないと思いますので。

西村: で、針を刺しますよね? それ、どのぐらい置いておくんですか?

谷口: うちではだいたい15分ぐらい。そこも鍼灸院によって違って。そこからどんどん場所を変えてくる鍼灸院もありますし。だいたい目安としては施術の時間がトータルで1時間ぐらいのところが多いと思います。

トシ: 足の膝から下に12本というものは、さっきお話ししたくるぶしのあたりと、あとはやっぱり膝にも刺すってことですか?

谷口: 膝というか膝の下ですよね。すねとか、ふくらはぎの内側とか、そこら辺がうちはメインに。いろいろ昔からやってたんですけども、そっち側が安定してきたかなってのはありますね。

トシ: それによって副交感神経を活性化させて、体の調子を整える役割をする、と。

西村: やっぱり先生、そういう処置を患者の皆さまと一緒にされていって、嬉しいお声というか、こういうふうに変わっていってるなって患者さまのお体の調子の変化というのは、どのぐらいから感じられますか?

谷口: 正直、あんまり変化は無いと思うんですよ。どうしてかと言うと、マラソンランナーとか生理止まっちゃうのっていうのは初めにそっち側、卵巣側なんですね、生理に関係無いですから。変わってきたなって思ったらだいたい妊娠なので。結局は妊娠してもらえれば、それが言葉かなと思っていますね。

トシ: 先生、実際に患者さまが先生のところへ来ましたとなって通われて、どれぐらいの頻度で通われるんですか?

谷口: うちはだいたい週1回を選択しています。

トシ: 週1回通って、針治療なりを1時間程度処置をいただく、と。へえー。さっきおっしゃった栃木県から来られた方、遠く離れてたりするけれども、同じように1週間に1回は?

谷口: そうですね。

妊活と睡眠、食事

西村: 先生、最初に先生のところに行ったときに問診票を、何枚?

谷口: 5、6枚ですね。

西村: ですよね。結構いい量。でも、そこまで丁寧にその患者さんの食生活だったり生活のスタイルだったりとかを先生が実際に見られて、どんなアドバイスをされてらっしゃるんですか?

谷口: 当院では患者さんが素材、レシピ、設計図ですね、染色体を担当して、ドクターが料理をしてくれる。それによって、そこの素材とレシピがうまくいかなければ、どんな名医でもうまくいかない。そこをどうにかして改善できないかというのばっかりをずっと考えてやっています。

トシ: 先生はまず観察から入るんですね。

西村: じっくりと。

トシ: じっくりと、この材料がどういった材料なのか、各患者さんによって違うと言ってらっしゃるんですね。

谷口: そうですね。

西村: 例えば私もなんですけど、夜型で結構1時(25時)とか。患者さんでもそういう方、やっぱりいらっしゃいますか?

谷口: 初めいらっしゃる方は結構多いですね。やっぱり、都心が不妊症がどうしても多いというのはそういった体内時計の後ろのズレ、というのがすごい重要なのかな、と思ったりもします。

西村: はい。やっぱりスマホとかパソコンとか見てると、なんかだんだん目がさえてくるっていう。先生、これもいけませんね、きっと。

谷口: やっぱり、どうしてもみんな妊娠したいから、寝る前にいっぱい検索するんです。

トシ: 調べますね。

谷口: そこでメラトニン、副交感神経を優位にしないといけないのに交感神経にするという逆効果がね、結構。やっぱりどうしても気持ちは、私も長い間やってましたけど、分かるんですけどね、控えてもらった方が良いと思います。

西村: なんか、どうしてもいろいろね。どんどん調べてその先を、って思っちゃうけど、まず寝ましょう(笑)

トシ: まず、携帯を置いて。

西村: あと、食生活とかも。どうですかトシさん、普段の食生活を振り返ると。

トシ: もう、好きなものしか食べてません、今(笑) 駄目ですね。

西村: 外食も多かったりしませんか、こう、仕事先でね、そのまま。

トシ: そうですね、出張がやっぱり多いので、行った先で行った土地のものを食べたりとか、ですね。

西村: 朝食とかしっかり召し上がってますか?

トシ: 正直言うと、あんまりきっちり摂っていないので。本当に最近は気を使って野菜を、と思ってますけど、足りませんね全然。

西村: 先生、この辺りもいかがでしょう?

谷口: やっぱり今多いのは朝食の欠食者で。朝食を食べないといろんなものが、例えば糖尿病でもそうですけど、インスリンの抵抗性というのがすごい必要ですから、朝食をまず食べるっていうのが重要で。

トシ: やっぱり夕食よりも朝食。

谷口: そうです。

西村: やっぱりそうなんですね。

トシ: なかなか難しいですよね。でも、そういうことですね。

西村: 積極的に朝食にこれ食べてみると良いんじゃないかなっていうアドバイス、先生よかったらぜひ。

谷口: 朝食っていうのはやっぱりトリプトファンというのが非常にうちは推奨しているので、例えば納豆だったりとか。

(二人): あー。

谷口: パンではなくて白米だったりとか、そういったものを推奨していますね。

トシ: なるほど。僕、パンなんですよ(笑)

西村: 今、でも、納豆もいろんな食べ方、レシピがあるから、そういうものでいろんな食べ方で毎朝納豆を。

谷口: そうですね。

トシ: それだったらやりやすいですね、納豆の方が。

谷口: あと、卵ですね。毎食できたら手のひら1枚、ひと握り分のお肉を食べたいんですけど朝って食べにくいんで、うちは朝は卵。

トシ: これ、焼いても大丈夫ですか?

谷口: もう何でもいいです。本当は半熟卵が一番吸収率が良いんですけど。

西村: えっ、おいしい(笑)

谷口: ほぼ毎日食べてもらいたい。

西村: へえー。他にはありますか?

谷口: まずそこからベースをですね。始めに一生懸命いっぱいやっちゃうと、だいたい1週間後にやる気無くなっちゃうんで。できることからちょっとやってってもらえたらと思います。

トシ: じゃあ、先生は患者さまに少しずつできることを提案していって、患者さまに慣れてもらったら次の提案を。

谷口: そうですね。

西村: さて、お時間となりました。来週もぬくもり鍼灸院院長、谷口智樹先生と一緒にお届けしていきます。先生、来週もよろしくお願いいたします。

谷口: よろしくお願いします。

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