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ミトコンドリアサプリ|細胞が活性化する?ミトコンドリアと妊娠の関係

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FM西東京にて毎週あさ10:00~放送中の「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ」。毎週さまざまな先生方をゲストにお招きし、不妊治療の最先端医療技術についてわかりやすくお伝えしていきます。

番組内容

2020年4月5日放送分

アンディ: 今日は株式会社グレイン営業企画部部長、賀部伸一郎さんにお越しいただいています。テーマは「ミトコンドリアと妊活」になります。

賀部: よろしくお願いします。

西村: まずアンディさん、このミトコンドリアと妊活について。以前ご出演いただいた森本先生の情報があるんですよね?

ミトコンドリアを使用したオーグメント療法

アンディ: そうですね。以前出演していただいたIVF HORACの森本先生が、ミトコンドリアの移植の方法でAUGMENT(オーグメント)療法を紹介していただいたんですね。実際のやり方としては、若い人の卵子の前駆細胞のミトコンドリアを顕微授精のときに卵子に注入すると妊娠率が上がるという治療法なんですけれども。
これ実際、原理を私なりに考えてみたんですね。例えば高齢の方だと妊娠率が下がるとか、よく言われるのは染色体の異常が起きやすいということですね。じゃあ、なんで若い人のミトコンドリアを移植することによってそれが解決できるかということなんですけれども。
先月ある講演で聞いた話なんですけど、年を取った人の紡錘体(ぼうすいたい)というもの、細胞分裂するときにうまく染色体を半分こにしてくれる細胞期があるんですけれども、それがエネルギーが足りないから機能できなくなる。
本来、減数分裂のときに細胞の染色体が半分ずつになるんですね、その染色細胞になると。46本が23本になるはずなんですけど、その23本にならずに24とか22とかになったりするんですね。それはやはり、紡錘体自体のエネルギーが足りないからそういうことになりやすいと言われるんです。
ですから、若いミトコンドリアを注入することによって解決は期待できるんじゃないのかな、と考えられます。

西村: なるほど。今日はそのミトコンドリアを中心にいろいろお話を伺う訳ですけれども、株式会社グレイン賀部さんとは、アンディさん、どういうふうなアイジェノミクスさんはお付き合いがあるんですか?

アンディ: 実は、共通の付き合いの方がいらっしゃって。同じ妊活の、違う分野なんですけれども、患者さんの妊活に貢献しようというお互い同じような考え方を持っているということで、一度共通の知り合いの方に会わせていただいたんです。それで話をしていて、ぜひお互いやっていることをラジオで紹介しましょう、という話になりました。

西村: なるほど。それでは賀部さん、ぜひ株式会社グレインさんのご紹介をリスナーの皆さまにお願いします。

賀部: はい、よろしくお願いします。弊社は主に企業さま向けの健康食品を作っている会社になります。お客さまからのご要望に応えながらオリジナルの健康食品をご提供していくと。最近ではアジア諸国をはじめ海外への輸出を行ったりですとか、オリジナルのサプリメントを作って販売しております。

西村: なるほど。今こう、アンディさんがもうバーッと(笑) 森本先生のお話が始まったんですけど、賀部さん、お伺いになってていかがでしょう?

賀部: はい。非常に勉強になるお話がたくさん伺えるので。

アンディ: 先ほど聞きましたけども、賀部さんはある資格をお持ちなんですね。

賀部: このお仕事をするにあたって、もう少し妊活のことをちょっと精通していた方が良いかなということで、初級の妊活アドバイザーという資格を取得しました。

西村: それ、どんなお勉強をすると資格が取れるんですか? 結構興味津々なリスナーさんも多いんじゃないでしょうか。

賀部: 基本的には妊活に向けての心構えから基礎知識、知ってるようで意外と知らない男性女性の体の仕組み、妊活にまつわることをいろいろと勉強させていただきました。

西村: そんな心強い知識もたくさんお持ちな賀部さんに今日はいろいろお話を引き続きお伺いしていきたいと思います。

ミトスコアとは

西村: さて、まずはアンディさん。森本先生のお話ありましたが、アイジェノミクスではMitoScore(ミトスコア)? というものがある。

アンディ: そうですね。弊社のPGT-A検査という着床前の染色体の検査があるんですけど、それに付属してMitoScoreという検査があります。
簡単に原理を説明すると、受精卵ができて、受精卵の段階でもうすでにミトコンドリアが入っているんですね。どんどん分裂していくと、胚盤胞という状況になるまで基本はミトコンドリアは増えないことになっています。ですから、その細胞の数がどんどん増えていくから、細胞当たりのミトコンドリアは減っていくはずですね。
ただ、途中で増えてくる場合もあるんです。なぜかと言うと、いろんなストレスがかかっていろんな問題が起きているから増えてくることが考えられるんです。ですから逆に、少なければ少ない方が良いということです。

賀部: ミトコンドリアに関して、体の中でどういった作用をするのかというのは非常に興味があるところなので、いろいろと今後の製品開発等に活かしていければな、と思います。

アンディ: そうですね。ですからこういったスコアを付けて、その移植する胚の優先順位を選べるということになりますので、もう一つの指標として考えていただけるかなと思います。

西村: さて後半は株式会社グレインさんがどういった商品展開をされているかとか、ミトコンドリアの活性化について、ぜひアンディさんとのお話を伺いたいんですけれども。アンディさん、お願いします。

アンディ: はい。賀部さん、先ほど話していたときもミトコンドリアの活性化と妊活について教えていただいたんですけれども、もう少し分かりやすく説明していただきたいと思うんですが。

BABYWEL(ベビウェル)について

賀部: 弊社がまず着目したのがそのミトコンドリアというところです。これは男性、女性共に細胞の中に入っているので、今妊活業界では夫婦ご一緒に、二人三脚で妊活に取り組むというのが一つ大きなベースになっています。
 今まではやはり妊活と言うと女性にターゲットが当たって、非常に女性が一人で頑張るものだったんですが、研究が進むにあたって原因の半分は男性にあるといった結果も出ていますので、弊社の『グレイン BABYWEL(ベビウェル)』という妊活サプリメントでですね、女性と男性と一緒にミトコンドリアの細胞活性を促して妊活に取り組んでいっていただくという。
 女性の卵子というのは、基本的には生まれたときにもう数が決まっている。この限られた数をどう元気にしていって、どう有効に使っていくか。ここにもミトコンドリアの細胞活性というところが大きく関わってきます。
 男性は日々精子が作られていく訳ですけれども、今非常に多いのが奇形精子であったりですとか、無精子であったりですとか。男性にまつわる原因というのも非常に大きいので、この『BABYWEL』に関しては男性、女性共にミトコンドリア活性から効果を得られるんじゃないかな、というコンセプトでやっています。

西村: それは例えばどういうふうに内服するんでしょうか?

賀部: 1日3粒。サプリメントですので、粒で、お茶をするタイミング、普段、生活の中に取り入れてもらいやすいタイミングで飲み忘れが無いように食べていただくというコンセプトで作っています。

西邑: なるほど、じゃあ女性の方はもちろん、パートナーの方、ご主人と一緒にそれを。一緒のサプリメントで良い?

賀部: そうです。

西村: へえー、なるほど。

賀部: そのように男性にも女性にも両方に良い成分も配合して作ってますので。

西村: こういった商品あるのすごく良いですね、アンディさん。

アンディ: そうですね。森本先生の会も、統合医療という話が出たんです。やはりそのサプリメントも含めて、体の状態を整えるのは一番大事だと言われているんです。

西村: そして、ミトコンドリアを活性化する仕組みってどんなところなんでしょうか、賀部さん?

賀部: はい。健康食品にはいろいろな原料があります。弊社、株式会社グレインのオリジナルで持っている原料、オリゴ乳酸という独自の原料があります。こちらは最近の研究によって細胞活性、ミトコンドリアの更新機能が認められたという実績があります。
また、オリーブの葉のエキスを抽出したものも非常にミトコンドリアの活性があるということで、オリゴ乳酸とオリーブの葉、これダブルのミトコンドリア活性というものを軸に、その他妊活に良いといわれている原料を加えて商品を作成しています。

西村: 商品開発、だいたいどのぐらい時間がかかるんですか?

賀部: もともとは弊社の方で約30年ぐらいの販売実績がありまして。その中で健康維持増進、その中で使っていただく中で、ご夫婦が子どもができた、なんていうお声をいただいて。実証していく中で効果があるのかな、というところが期待できます。

アンディ: ミトコンドリアの活性化ということで、これは実際、私個人の考え方ですけれども、精子も卵子もミトコンドリアが入っているんですね。例えば精子が泳いで卵子に受精させるという段階でもミトコンドリアのエネルギーを使って泳いでいくことになるので、やはり活性化は非常に大事ですよね。
 ただ、面白いことに男性のミトコンドリアは精子に入っているんですけれども、いったん卵子に入ってしまうと全部消されるんですよ。残っていくのは卵子のミトコンドリアだけです。

西村: 食事のバランスとかっていうのも賀部さん、大切なんですよね?

授かりやすい体作りに必要な5大栄養素

賀部: はい。体を作るベースはサプリメントも非常に大事なんですが、やはり基本となるのは規則正しい食事から。やはりここを一つ、特に妊活という女性にとっても非常に大切な時期、普段の栄養とこういう大切な時期の栄養はちょっと違うので、非常に気を付けていただきたい要素がいくつかあります。

西村: はい、教えてください。

賀部: まず、授かりやすい体作りに必要な5大栄養素というのがあります。基本になるタンパク質、ビタミンE、亜鉛、鉄、そして葉酸。
 葉酸に関しては厚生労働省の方から、妊活をする女性は食事以外から400㎍/日(マイクログラム日量)摂った方が良いですよという推奨量も出てますので、この辺をしっかり押さえて日々の食事、栄養を摂っていただくと、気を付けていただくと非常に妊活がスムーズにいくかなと思います。

西村: タンパク質とかビタミンとか、まあ聞き慣れているのでだいたいこういう食品だろうなってアンディさん、賀部さん、私も分かるんです。でもなんかその、亜鉛とかって具体的に食品、これってすぐパッと思い浮かばないんですけど、賀部さん教えてください。

賀部: 食品ですと牡蠣(カキ)ですとか、レバー。あとはタコをはじめとする魚介類に結構多く入っているかなと思います。

西村: へえー。そうやって一つ一つの食品が成分がこれだ、とかっていうふうに、まずは理解するところから始めるのも大切ですね。

アンディ: そうなんですよ。私も調べないとなかなか持ってない知識ですから。そういった知識が非常に大事だと思います。

西村: そして、食品として摂るのはもちろんなんですけど、やっぱり限られた食事の時間の中ではなかなか摂り切れないものも多いと思うので、それはぜひサプリメントに、というところでしょうか。

賀部: そうですね。やはりなかなか普段の食事から全ての栄養素をバランス良く摂るというのは難しいので、サプリメントをうまく活用していただければな、と思います。

西村: はい、ぜひそんなサプリメント、株式会社グレインさんが作っていらっしゃるサプリメントの数々を来週はぜひご紹介ください。

賀部: はい。

西村: さて、お時間となりました。今日は株式会社グレイン営業企画部部長、賀部伸一郎さんをお招きし、アイジェノミクス・ジャパン代表、理学博士のアンディさんと一緒にお届けしました。

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