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不妊治療メディア、婦人科ラボとは。立ち上げのきっかけや運営

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FM西東京にて毎週あさ10:00~放送中の「妊活ラジオ~先端医療の気になるあれこれ」。毎週さまざまな先生方をゲストにお招きし、不妊治療の最先端医療技術についてわかりやすくお伝えしていきます。

番組内容

2021年5月16日放送分

 

西村:今週は人形町にございます、アイジェノミクス・ジャパンからお届けしております。

そして、ゲストはこの方です。婦人科ラボを運営されている、株式会社ステルラ、西史織さんです。西さん、よろしくお願い致します。

西:よろしくお願いします。ステルラの西と申します。

弊社では婦人科ラボという不妊治療のクリニック検索サイトを運営しております。婦人科ラボのサイトでは先週ご出演していた笛吹さんと一緒に活動をしています。

婦人科ラボについて

リュウタロウ:西さん、早速なんですけれども、今ご紹介いただきました婦人科ラボについて、もう少し詳しくサイトですとか活動内容をご紹介いただけますでしょうか?

西:婦人科ラボの中ではですね、妊活、不妊治療をしている方のためにクリニックの検索が出来たり、あとは妊活の情報が知れたりするサイトになっています。

まず、そのクリニック検索のところはエリアとかこだわり条件で選べるようになっていて、例えばこだわり条件だと、すごく細かいところで言うと着床前診断を実施しているクリニックであったり、あとは男性も一緒に検査に行けるクリニックだったり、そういった妊活をしている方が知りたい情報を載せて検索出来るサイトになっています。

で、コラムに関してはですね、笛吹さんにも書いていただいてるんですけれども、専門家の方に執筆していただいて、且つ、医師の監修を入れて妊活の情報をお伝えしています。なのですごく安心して読んでいただける内容になっていると思います。

リュウタロウ:医師の先生方に監修いただいて、っていうところで正確な情報を出されてるんですね。

西:そうですね。この領域はすごくいろんな情報がネット上に溢れていてですね、本当トンデモ医療な情報とかもあったりするので、やっぱりちゃんと医師の監修を入れた情報を届けたいという思いがあって、全て医師の監修を入れて届けています。

リュウタロウ:何かこだわってる点とかありますか?先程こう、男性も一緒に受けるっていう・・・。

西:そうですね、こだわっている点といいますか、やはり妊活っていうとどうしても女性のイメージ、女性のためのものみたいなイメージが割と強くあるかなと思っていて、なので、男性不妊の原因とか男性不妊の割合とか、割と男性の方にも読んでいただけるような記事も多めにお届けするようにはしています。

婦人科ラボを立ち上げたきっかけ

アンディ:婦人科ラボは予約サイトを私も拝見したことがあるんですけど、いろんなサービスが含まれていますね。どんなきっかけがあって、不妊治療に対するどういう思いでこのサイトを立ち上げたか教えていただけたらと思います。

西:はい。もともと私の友人が不妊治療をしていたんですね。私達が20代後半の時から。その時に子供を望んでも妊娠出来ないっていうことがあるんだっていうのを初めて知って、すごく衝撃を受けたのを覚えてまして。

それまで結婚して、妊活したら普通に子供が、妊娠出来るものだと勝手に思い込んでたんですね。でも、そういったことが普通じゃないっていう現状を彼女の話から目の当たりにして、すごくショックを受けました。

で、私自身は彼女にアドバイスされたのもあって、将来のために卵子凍結っていうのをしたんですけれども、彼女からそういった現状だったり情報を聞かなかったら、そういう選択肢も知り得なかったので、もっともっと私達は自分の身体のことについて知るべきだし、自分でオプションを選んでいくべきだと思ったんですね。

なので、ちゃんとした情報を女性の方に届けられるようにって思って今のサイトを立ち上げました。

アンディ:なるほど。サイトを拝見したらですね、いろんなサービスが含まれていて、これだけのサービスとこれだけの情報をどういう風にオーガナイズ(構築)されたのか、っていうのが知りたくてですね。こう、非常にプロフェッショナルなサイトになっていて、実際経験者かな、っていう感じにみえた訳ですね。

実際その友人の方とかの治療の経験からサイトを立ち上げようと考えられたと思うんですけど、どういう風なアイデアがあって最初スタートしたんですか?

西:その友人の話からすごくこの領域、ドメインに興味を持って、この領域で会社を立ち上げようと思ったのが最初ですね。

そこから何の事業をするかっていうので、すごくこの周辺の課題であったり市場状況っていうのを調べました。その中で今監修医でいてくださる先生にも出会ったりとか、いろんなクリニックの先生方にお話をお伺いしたり、あと患者さんである不妊治療をしている方にもお話をお伺いして、どこに課題があるのかみたいなことをですね。

そこで、クリニック選びっていうところにすごく課題があると感じまして、より自分に合ったクリニックが選びやすくなるようなサイトがあれば、患者さんにとってメリットなんじゃないかと思って今のサイトを最初、立ち上げましたね。

アンディ:やはり患者さんが実際困ってるところからサイトの情報を集めてきたんですね。

西:そうですね。やっぱりこの領域ではまだまだ情報整理がされていないことが多いと思ったんですね。なのでそこに関してニーズがすごくあると思って運営をしています。

リュウタロウ:患者さんのご意見とかってどうやって集められたんですか?

西:そうですね、まずは友人から実際に妊活をしている人、または実際に不妊治療を進められてる人を紹介していただいて、今どういった状況でどういったところに課題を感じていますか?みたいなところのヒアリングを一人一人させていただきました。

リュウタロウ:より生の声を集めてという・・・。

西:そうですね、はい。

婦人科ラボの運営について

リュウタロウ:先程でですね、婦人科ラボを立ち上げる時に監修医の先生にいろいろみていただいてるというお話があったんですけども、監修医の先生ですとか、他にどんな方がどういう役割でこの婦人科ラボを運営してるかっていうところをご紹介いただけますでしょうか?

西:弊社の婦人科ラボのサイトは、もちろん監修医の先生に全てのコラムだったり情報っていうのをすべてチェックしていただいております。

他にはですね、先週もご出演していた笛吹さんがカウンセラーとして弊社のサイトの運営に関わっていただいていて、例えば、今LINE相談っていうものをやっているんですけども、患者さんからLINEで相談が来た時に答えていただいたりっていうような役割になっていただいています。

その他はエンジニアだったり、コンテンツの作成だったりっていう裏方の方に活動していただいております。

リュウタロウ:結構LINEでもご相談ていうのも多いですか?

西:そうですね、定期的には来ますね。

リュウタロウ:メンバーと出会っていく中で、先週ご出演いただいた笛吹さんはどういう経緯でご協力いただくようになったんですか?

西:はい。笛吹さんはツイッターでDMをさせていただきました。

この領域、不妊治療ってやっぱり医療の面だけじゃなくて精神的なフォローも必要だと思ったんですね。で、精神的なフォローの面で不妊カウンセラーっていう職種があるっていうことを知って。

不妊カウンセラーでどなたかいい方いらっしゃらないかな、といろんなところで調べていた時にツイッターで情報発信をされている笛吹さんを見つけて、この人の発信内容すごくいいなと思ってDMをさせていただきました。

リュウタロウ:ツイッターの中でやっぱりこう目立った情報だったっていうことですよね、笛吹さん。

西:そうですね、すごく患者さんにも寄り添われているような書き方であったりとか、あとはちゃんとこう参照している論文のデータを持ってきているとこだったりとか、すごく信頼出来る内容だったので。

リュウタロウ:そのへんがじゃあ婦人科ラボを運営してる西さんの考え方とすごく合ったっていうことですね。

西:そうですね、そういう意味ではすごく、マッチしていたと思います。

アンディ:ずっと会ってなかったって聞いたんですけど。オンラインでやり取りされたんですよね、笛吹さんとは。

西:そうですね、私は東京に住んでいて笛吹さんは東京じゃないところに住んでらっしゃるので、最初の頃からずっとオンラインでのやり取りですね。で、定期的に定例ミーティングをZoomでしたりとかはしています。で、この前初めて東京でお会いすることが出来ました。

アンディ:笛吹さんの収録の日だったんですよね。やっぱりコロナでなかなか会えないっていうのはあったと思うんですが、やり取りで一番難しいと思ったのは何かありますか?

西:そうですね、特になくて・・・。

アンディ・リュウタロウ:おぉ〜。

西:と言うのも、彼女の理解力が凄まじく高いので、私がふんわりしたことを言ってもすごく全部拾ってくださる。理解をしてくださるので、的確に求めていることを返してくださるかたちですね。

アンディ:やっぱりお二人は総合的な部分があるかな、という風に私は勝手に感じてるんですけども、西さんもそういう風に感じてられますか?

西:そうですね、持っている特性というか性格というか、っていうものは本当、異なると思っていて、ただ上手いこと、何て言うんですかね、凸凹が合致しているというか(笑)。

例えば彼女はもともと検査技師で理系の人間で、私は文系の人間なのでやはりそのデータ面というか、科学的な面に対して弱いところがあるんですけれども、彼女がそこを補完してくださってるようなかたちですね。

婦人科ラボとSNS

西村:今、笛吹さんともツイッターを介して最初出会いがあったというお話だったんですけど、SNSは今いろんな情報を収集したりとか、もしくはコミュニケーションツールとして使ってらっしゃる方が非常に多いと思うんですね。

そんなSNSを、婦人科ラボさんはどんな風に活用されたり、ネットワークが広がったりしてるんでしょうか?

西:そうですね、婦人科ラボでは今年からインスラグラムの運用を始めました。というのも今の20代、30代の方達って、Googleで検索するのとプラスでインスタグラムで検索するっていうことが・・・。

西村:そう、多いですよね。

西:ただインスタグラムの中って無法地帯といいますか、Googleの中よりもすごく得体の知れない情報が紛れているっていうところもありまして、そこでちゃんと医師が監修している情報を発信することにはすごく意義があるんじゃないかと思い、今年からインスタグラムの運用を始めています。

西村:はい。今、拝見させていただいてるんですけども、『妊活を始めたらビタミンB』とか、まずトップに文字情報で分かりやすくこのタイトル、こういうことだよ、っていうことがあって。

そこから2ページ目、3ページ目、具体的な例がいっぱい出ててこれ、すごく読みやすいなあと思いました。

インスタグラムってやっぱり写真のイメージがございますよね。だけど文字情報で簡潔に伝えてくださってるので、初めて妊活に向き合う皆さんにもすごく入りやすいのかなと私思ったんですけど、ここらへんのデザインとか、投稿する時のコツってあるんですか?

西:そうですね、そこに関しては私自身も模索中なんですけれども、メンバーの中で話し合いながらやってはいるんですが、やっぱり最初の1枚目の画面のところで分かりやすい情報訴求をすること。

で、その一言が気になった方が見ていただけるように次のページからはきちんと文字でデータとかを用いながら、こういう根拠があってこういうことを言っています、というようなことをお伝えしています。

SNSツールの有効な使い分け

西村:西さん、今SNSといっても文字情報、もしくは写真、インスタグラムだったりツイッターだったり。それからね、アイジェノミクスさんも今、時々発信されてたり。

リュウタロウ:You Tubeとか、クラブハウスもやってますね。

西村:クラブハウスね、音声情報とかね、いろいろあると思うんですけど、このへんの使い分けってどうされてますか?

西:そうですね、本当、様々ありますよね、SNS。現状使い分けているのはツイッターとインスタグラムですね。

あと、YouTubeの方は限定公開で婦人科ラボの会員の方だけが見られるようにしてたりはするので、使ってはいるんですけれども、皆さんが見られるようにはしていないっていうのはあります。

で、インスタグラムとツイッターのところで言うと、ちょっと若干層が違うかなと思っていて、ツイッターの方が割と不妊治療を進められている方が活用されているイメージです。

なのでもう採卵何回目です、っていう方が、転院しようかどうかっていう時に、他のクリニックさんに通われている患者さんのツイッターを見て参考にされたりとかっていうのが多いですかね。

一方、インスタグラムはもうちょっと手前の層かなと思っていて、妊活を始めようかなと思っているとか、始めたけどとりあえず自己流で頑張ってるとか、そういった方が多いので、そこの層にアプローチするように今インスタグラムで運営をしていますね。

リュウタロウ:そうするとそれぞれ求められる情報が違う?

西:そうですね。若干違うかなとは思っています。そこの住み分けを今ちゃんと出来ているかというとまだまだのところもあるので、これからそこはちゃんと住み分けていきたいなとは思ってます。

西村:妊活に向かっていくのにやっぱり時間ってとっても大切だよねってお話も出てると思うんですけども、いろんな年齢層の方々がSNSを使い分けていらっしゃるわけで、西さん、そこにアプローチしていくことって大切なんでしょうか?

西:そうですね、やはり弊社としては20代、30代の方へのアプローチが大事だと考えているので、そこの層の方が使っているチャンネルに合ったアプローチをすることは大切だと思いますね。

西村:さて、お時間となりました。今日は、婦人科ラボを運営されている、株式会社ステルラ、西史織さんにお話を伺いました。

また、アイジェノミクス・ジャパンのアンディさん、リュウタロウさんと一緒にお届けしてまいりました。

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